習い事の先生はYouTubeとどう向き合うか

YouTubeとの向き合い方

2024年1月時点で、私のYouTubeのチャンネル登録者数は2200人ほどです。
*井桁健太の囲碁チャンネル

私の動画ジャンルは、本業である【囲碁】。
良い打ち方や、おすすめ書籍の紹介など、囲碁を学びたい人に向けて動画を作ってきました。

私と同じように習い事の先生業をしている方で、YouTubeでの発信に興味ある方は多いと思います。
またすでに始めていて、これからどう向き合っていくか迷っている方もいるでしょう。

この記事では自分の経験を振り返りながら、習い事の先生がYouTubeとどのように向き合うかの考え方をまとめます。

伸びない時期の乗り越え方

よほど有名な人を除き、始めたばかりの頃はほとんど伸びません。
そのため最初から登録者数や再生数ばかり気にしないほうがいいでしょう。

挫折する人の一番の理由が、YouTubeの理想と現実のギャップだと言われています。
再生が伸びている人と比較しないようにしましょう。

気にしないために、私は本業のレッスンサービスがより充実するように動画を作っていきました。

例えばある生徒さんにレッスンしたら、その人の復習教材となる内容をネタにしていったのです。

そして動画ができたらすぐに生徒さんに案内しました。
すると生徒さんには必ず喜んでもらえるので、再生数が伸びずとも作る甲斐がありました。
YouTubeだけのために作っていたら、そのやりがいは得づらかったと思っています。

また生徒さんに喜んでもらえれば、レッスンや他サービスをリピートしていただくことにもつながります。
そうなれば本業にも活かせますよね。

YouTubeを自身の認知拡大のため(バズらせる)に取り組もうとしている先生がいたら、一度考え直してみることをおすすめします。

それよりも既存サービスを充実させるためと位置づけた方が、再生が伸びない時期も気にせずに乗り越えられるでしょう。

誰か1人が喜ぶ動画は、同じ課題を抱える他の人たちにも喜んでもらえます。
上記の生徒さんに向けた動画がまさにそうで、全国の知らない誰かにとっても役に立つはずです。

そういう動画を積み重ねていければ、少しずつ再生数は増えていき、最初の段階を自然にクリアできるはずです。

動画のネタは身近にいる生徒さんが持っているのです。

参考にしたYouTuber

私が囲碁を教えているように、YouTubeを教えている人がいます。
動画を作る際には、YouTubeマスターDさんのチャンネルを参考にしました。

Dさんは始めたばかりの頃の心構えや、1000人までのロードマップなど、YouTubeのあらゆる悩みについて話しています。
おかげでYouTubeの仕組みを理解できましたし、精神的な支えにもなりました。

他の方のチャンネルはほとんど見ていません。
0〜1000人まではYouTubeの基礎固めの段階だと思うので、1人の先生に教えてもらうのが良いかなと判断した次第です。

1000人達成にかかった時間

ちなみに私は登録者1000人になるまで2年間かかりました。

2020年10月に1本目の自己紹介動画を公開し、2022年11月に1000人に到達しました。
YouTubeは伸びるまでに時間がかかるとは聞いてましたが、実際に経験してみると本当に長かったです。

補足しておくと、私は動画を定期的に公開できていません。
2020年に何本か作って間が空き、2021年8月から再開。
そして時間がある時期に動画をぽつぽつと公開していきました。

YouTubeでは定期的に更新することがポイントと言われているので、1週間に1本ペースでずっと公開できていればもっと早かったかもしれません。

また動画編集は自分でやりました。
外注した方が早いのでしょうが、個人的に編集に興味があったのでやってみました。

慣れない作業は大変でしたが、それでも楽しく取り組めたと思います。

コツコツ続けよう

YouTube後発組がこれから動画を伸ばそうと思ったら、ある程度の労力と胆力が求められます。

コツコツ続けることが大切なので、再生数を気にせずに目の前の動画づくりに集中することがポイントだと思います。

そのためには既存サービスを充実させたり、今いるお客さんに喜んでもらうためのものと位置づけるのがまずはおすすめです。
YouTubeを活用して、自身のビジネスを充実させていきましょう。

関連記事

コメントは利用できません。

各SNS

最近のコメント

表示できるコメントはありません。
ページ上部へ戻る