動画編集ソフトの感想〜使ってみた3つについて〜

どの編集ソフトを使うか

これからYouTubeを始めようと思っていて、かつ動画編集を自分でやってみようと思っている方は、「どのソフトを使ったらいいのか」が気になると思います。

無料と有料を合わせると選択肢が多いため、果たしてどれがいいのかと決めきれない人もいるかもしれません。

私はYouTubeを始めてから3年ほどが経ちますが、これまで3つのソフトを使いました。
使った順に、iMovie、DaVinci Resolve、Premire Proです。それぞれ使った理由とその感想をまとめます。

iMovie(YouTubeを始める前)

iMovieを最初に使いました。理由は単純で、自分のiPhoneとMacBookに元から入っているソフトだからです。

iMovieはYouTubeを始める以前に、友人や妻と行った旅行Vlogを作るのに使いました。
慣れない作業で作ったのでお粗末なものでしたが、複数の動画をつなげていけばちゃんとまとまるのだと思えた記憶があります。

iMovieの良い点と気になった点を書くとこんな感じです。

良い点
・動画編集の基本的なシステムを体感できる
・手軽にできる(iPhone & Macユーザーなら)
・無料

気になった点
・テロップの位置が自由に動かせない
・フォントが少ない

良い点に挙げた基本的なシステムとは、カット・テロップ・BGM挿入のこと。
この3つができればだいたいまとめられるので、編集そのものに慣れたい段階ならば、iMovieを使ってみるのが良いと思います。

反対にテロップの位置を自由に動かせないのはかなり不満でした。作る動画によっては気にならないのでしょうが、私が作る囲碁動画には合いませんでした。

DaVinci Resolve(1年ほど使用)

Davinci Resolveも無料ソフトです。
おすすめしているクリエイターもたくさんいます。

使い始めた理由は、iMovieに物足りなさを感じたこと、そしてYouTubeを始めようと思ったからです。
ただし有料ソフトを使おうとは思ってなかったので、無料かつ機能面も優れている点がいいなと思って選びました。

使ってみた感想は以下の通り。

良い点
・iMovieよりも自由に作れる
・このソフトで十分と言っているクリエイターが多い
・色調整に優れている
・無料

気になった点
・動きが重いこともある(使うパソコンによる)
・操作紹介している人がまだ少ない

DaVinciの良い点は、他の有料ソフトと同等の機能を無料で使えることです。

実際に自分も使ってみたところ、iMovieよりも遥かに自由に編集できました。「これで色々できる!」と動画編集がより楽しくなったのを覚えています。

また色調整が優れたソフトのようです。私は初心者なので使うことはありませんでしたが、本業で映像制作しているクリエイターさんで、この点を評価している人が多い印象があります。
※YouTubeでそういう動画がけっこうあります。

ただし少々動きが重いのが気になりました。
私のパソコンの性能がそこまで良くなかったのが大きいと思いますが、反応が若干遅かったのは操作していて気になった点です。

ちなみにこのあたりの動画はDaVinciで編集しました。参考までに。
近所の囲碁カフェに行ってきました
囲碁アプリ8級に勝つには

Premiere Pro(2021年9月〜現在)

Premiere Proは他2つと違って有料ソフトです。月額で2,700円ほどかかっています。
※他のAdobeソフトも使うと6,000円ほどかかります。

これを使い始めたのは、YouTubeに本格的に取り組もうと決意したからです。
DaVinci Resolveを1年ほど使っていたのですが、今後はWithコロナの時代だろうなと思い、動画編集とちゃんと向き合うことにしました。
また私の性格上、お金を払っているとやる気になるのも大きな要因です(笑)

実際に使ってみた感想はこんな感じ。

良い点
・テロップでの表現がしやすい
・効率よく編集できる機能も豊富
・操作を解説している動画がYouTube上にたくさんある
・他のAdobeソフトと連携できる

気になった点
・有料(買い切り型ではない)

一番良かったと感じているのは、操作を解説している動画がYouTube上にたくさんある点です。

YouTube動画を作っている人の大半が使っているということもあり、例えば「Premiere Pro 音の挿れ方」とか、「Premiere Pro だんだん暗くする」のように気になるワードで検索すれば、欲しい答えがたいてい見つかりました。

見つからない場合でも、ブログでの解説記事もたくさんあるので、操作に迷うことはまずないでしょう。

あくまで機能面だけならDaVinci Resolveとそんなに変わらないのかもしれませんが、編集初心者の自分にとっては、教えてもらえる環境が充実している点がとても助かっています。

気になる点は、料金が継続課金型であることです。
Macなら買い切り型のFinal Cut Proもあるため、年間数万円が毎年かかるのはどうしても気になりますね。必要経費と割り切って、より編集をがんばろうと思うのが良いでしょう。

またおまけですが、いずれ動画編集を仕事にしようと思っている人には、Premiere Proをおすすめします。
クラウドソーシングサイトで編集の仕事を検索してみると、Premiere Proを使えることが条件の仕事が多いためです。

今の自分にあったソフトを選ぼう

編集ソフトはそれぞれ特徴があります。
その中で基準となるのは、やはり自分がどういう状態にあり、動画編集をどう捉えているかによると思います。段階に応じてソフトを替えても全然OKです。

動画編集をちょっと触れてみたいなら、iMovieや同等のソフトでいいと思います。また無料にこだわるならDaVinci Resolveで十分です。
そして本格的にやろうと思えたら有料ソフトを選ぶ。その場合もみんながPremiere Proを使っているからといって、意味なく真似する必要はありません。

まず大切なのは、どんなクオリティでもいいから動画を出すことだと思うので、ソフト選びに時間をかけすぎるのはやめましょう。

終わりに励ましの意味も込めて、私が最初に公開した自己紹介動画を載せておきます。
『IGOチャンネル』はじめます

なぜこんなアップで撮っているのかは謎です。当時の自分に会えるなら、もう少し引きの画で撮らせたいです。
あとチャンネル名を途中で変えたんですね。最初は「IGOチャンネル」にしたのをすっかり忘れてました。(今は「井桁健太の囲碁チャンネル」

自分に合ったソフトを選び、動画編集を楽しみましょう。

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